ヴァイオリンという楽器・・・甘い旋律にくるくると動き回る速いパッセージ、ピチカートやフラジョレットなどの奏法を利用して小さな楽器から素晴らしい音楽を作り上げることができます。
いろんな名曲がありますが、誰でも知っている曲と言えば!!!
サラサーテの
ツィゴイネルワイゼンでしょうか(*^_^*)
ツィゴイネルワイゼンとはドイツ語で「ジプシーの歌」という意味。
ジプシー(現在ではロマ人)という民族は音楽に優れ、放浪した各地に音楽的影響を与えたそうです。
特に有名なのはスペインですよね♪
カルメンを想像して頂ければよいかと思います(^^♪
19世紀の名ヴァイオリニスト、
パブロ・サラサーテ(1844-1908)はスペインのバスク地方、パンプローナの出身。
サン・フェルミン祭という牛追い祭りでも有名な街ですが、まさかそこの出身だったとは!!!
牛追い祭りを見に行ったことがあるのですが、当時は牛のことで街中夜通しの大賑わいだったので、誰もサラサーテのことなんか教えてくれなかった(>_<)
今となっては何か記念館とかあったんじゃ・・・って後悔しちゃいます。。。
名ヴァイオリニストの彼にこぞってサン=サーンスやブルッフ、それにラロがヴァイオリン協奏曲などを献呈しているのがステキですよね♪
もちろん自身も作曲家だったサラサーテは今でも大人気のヴァイオリンの名曲を作曲しています。
いろいろなテクニックを駆使して演奏されるツィゴイネルワイゼン。
ピアノ伴奏は比較的易しく、ヴァイオリンの演奏にピッタリ付き添って演奏できればいいかなと思います。
ノリノリでとても楽しい!
サラサーテの曲は今までにもいくつか伴奏してきましたが、いつもジプシーの情熱が伝わってくるような(!?)錯覚に陥る私なのでした(^_-)-☆